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【レポート】いよいよ今週末、『少女と悪魔と風車小屋』公演です!

オリヴィエ・ピィのグリム童話『少女と悪魔と風車小屋』では、
開演前にプレパフォーマンスがございます。
準備の様子をSPACシアタークルーの松浦康政さんがレポートしてくださいました。

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『少女と悪魔と風車小屋』プレパフォーマンス
18:00開始 野外劇場前広場
出演俳優:永井健二・佐藤ゆず・鈴木真理子・武石守正

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こんにちは。初めまして、シアタークルーの松浦康政です。
今回、ふじのくに⇄せかい演劇祭2016でお手伝いをすることになりました。
担当演目はオリヴィエ・ピィのグリム童話「少女と悪魔と風車小屋」です。
今日はそのことについて少しお話をさせていただきます。
と言っても作品そのものに関してのお話ではありません。
今回は、『少女と悪魔と風車小屋』上演前に繰り広げられる、プレイベントについてのお話です。

静岡芸術劇場、舞台芸術公園での公演では、必ずと言っていいほど、上演前にプレトークというショータイムがあります。
「プレトークって何??」と思われる方もいるかもしれませんね。
僕もシアタークルーになる前までは知りませんでした。

ではプレトークとは?
僕の解釈ですが、簡単に言えば、「公演前に知っておくとお得なお話」を聞ける場所です。「お得なお話」とは、公演の見どころや、作品についての基本情報(作者、年代、どこの国の作品か)や、豆知識など…
うまく説明ができなくてごめんなさい。
お話しする人は様々で、実際に公演に携わる、演出家や、舞台監督、俳優、制作チーム、広報担当、脚本家、などいろいろな方が登壇します。
お話の内容も、興味深いことがたくさん。
携わり方が違えば、当然舞台の観方も、その伝え方も違ってきます。
いつも、「今回はどんなお話が聞けるんだろう」と、楽しみになります。
開演前の貴重な時間ではあるのですが、参加する価値はあります。
ぜひ一度体験してみてはいかがですか?
そして、何を皆様に伝えたいかといえば!
今回の『少女と悪魔と風車小屋』のプレイベントは、通常のプレトークとは全く異質です。いわば「スペシャルプレトーク」です。

今回の作品は、グリム童話を原作としているので、子供から大人まで幅広い方にお楽しみいただけます。
しかし、上演はフランス語で行われます。日本語の字幕つきでも、すべての方に作品が伝わるとは限りません。

そこで、今回はSPAC俳優たちによる作品紹介が行われます。
60分の作品を15分に凝縮した内容です。
これはもはや「もう一つの演劇祭」ではないのかなと、僕は思います。
プレトークの内容については、はっきりとしたことはまだお伝えできませんが、準備段階のお手伝いをしていると、小道具類が次々と完成してゆき、その完成された小道具をみて、触れて、つい想像、妄想してしまいます。
「どんな形で使われて、披露されていくのかな?」
これから本番までに、想像もつかないような形にできあがっていくことでしょう。
お手伝いをしている側ではあるのですけど、気持ちは、もう観客気分。
ぜひ皆様にもこの「スペシャルプレトーク」を体感していただけたら嬉しいです。
それでは、皆様と会場でお会いできることを楽しみにお待ちしております。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
シアタークルーの松浦康政でした。

追伸、「晴れ男、晴れ女」の皆様のご来場をお待ちしております。

SPAC シアタークルー松浦康政

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オリヴィエ・ピィのグリム童話『少女と悪魔と風車小屋』
5/7(土)~8(日)
舞台芸術公園 野外劇場「有度」
◆公演の詳細はこちら
◇野外劇場でのご観劇の際は、日没後の冷え込みが予想されます。必ず防寒着をご持参ください。
*4月22日19:30ごろ;晴れ*気温19度,湿度68%,体感温度13.9度
*5月6日19:30ごろ;雨*気温16度,湿度75%,体感温度8.5度

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