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blog 最終更新日:2016年5月8日 10:48 PM

【5/1 演劇祭レポート】『三代目、りちゃあど』『It’s Dark Outside おうちにかえろう』千穐楽!!

【5/1 演劇祭レポート】『三代目、りちゃあど』『It’s Dark Outside おうちにかえろう』

演劇祭3日目となる5/1(日)。
『三代目、りちゃあど』『It’s Dark Outside おうちにかえろう』が無事千穐楽を迎えました!
ご来場くださった多くの皆様に心から感謝申し上げます。

両公演ともに、早くからチケットが完売してしまい・・・(大変申し訳ございませんでした)、観られなかったお客様も多いのではないでしょうか?
実は・・・、両作品ともまだ日本国内で観られるチャンスがあるんです!!

『It’s Dark Outside おうちにかえろう』は、金沢21世紀美術館にて5/4(水・祝)、5(木・祝)、愛知県芸術劇場にて5/7(土)、8(日)上演いたします。
金沢公演の詳細はこちら
愛知公演の詳細はこちら

そして『三代目、りちゃあど』は、9月のシンガポール国際芸術祭での上演を経て、11月~12月に東京芸術劇場、12月には熊本、大阪、高知、福岡の4都市で上演いたします(※日時などの詳細未定)。

今度こそ・・・どうぞお見逃しなく!!

そして駿府城公園では、『イナバとナバホの白兎』のゲネプロが行われました。

昔話「いなばの白うさぎ」・・・。『古事記』にも描かれたこのエピソードは、アジアで生まれ、まず日本に伝わり、そのあと北米に伝わったのではないか――?人類学者クロード・レヴィ=ストロースが立てた神話伝承に関する大胆な仮説を、宮城聰率いるSPACが演劇的想像力で読み解く壮大な試み。

第一幕は「いなばの白うさぎ」の物語、第二幕は北米先住民のナバホ族に伝わっている物語、そして第三幕では、これらの原話になったであろう物語を創造し、皆様にお見せします!

SPAC作品お馴染みの俳優たちによる楽器の生演奏や様々な形の仮面も見どころ、聞きどころですが、俳優たちの声にも注目してみてください。よくよく耳を澄ますと、まるで大地のエネルギーが静かに、でも力強く染み出してくるように、俳優たちの低い声が劇場内に響いていることも。またひとつひとつの台詞も、言葉として認識し理解する、というよりはむしろ“音”として感じた方が、自然と心に入ってくるように思います。

いよいよヴェールを脱ぐ『イナバとナバホの白兎』。
5/2(月)、3(火・祝)、4(水・祝)の公演は残念ながらチケットは完売しております。千穐楽の5/5(木・祝)は若干お席がございますので、どうぞお早目に!!

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ふじのくに野外芸術フェスタ 2016
フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委嘱作品
イナバとナバホの白兎
5/2(月)、3(火・祝)、4(水・祝)、5(木・祝)各日18:30開演
駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場(全席自由)

★Blog『イナバとナバホの白兎』~新作誕生までの道のり
http://spac.or.jp/blog/?cat=90http://spac.or.jp/blog/?cat=90

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blog 最終更新日:2016年5月2日 5:07 PM

『ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ』まもなく上演!

4/29(金)に開幕した演劇祭。はやくも中盤となりました!
5/3(火)、5/4(水)には、『ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ』が
日本で初めて上演されます。

シアタークルーボランティアとして制作の仕事をお手伝いいただいている
遠藤明日香さんが、
この作品の魅力をまとめてくださいました。
今回のブログでは、こちらをご紹介します。

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みなさん、「南アフリカ共和国」という国を知っていますか?
スポーツの好きな方なら、
2010年のサッカー・ワールドカップの開催地として思い出すかもしれません。

人種によって居住地や生活を左右する、人種隔離政策「アパルトヘイト」。
この作品では、アパルトヘイト撤廃後に加害者と被害者が和解のために開かれた
「真実和解委員会」の様子が描かれています。

劇中では、この作品の演出家で、元々美術家でもあるウィリアム・ケントリッジ自身
によって描かれたモノクロのアニメーションが壁をスクリーンにして映し出されます。
これらと登場人物たちの動きが組み合わさるなど、映像を使った演出も特徴的です。

1
【証言台に立つユビュ王】

それもあってか舞台の照明は控えめで、光の当たる登場人物たちは、
その分くっきりと浮かび上がり、印象的に感じられるかもしれません。

2
【被害者の証言シーン】

特に被害者の証言シーンでは、登場人物たちが、
暴きだすような、あるいは辛うじて灯るような明かりの中で語ります。
しかしふと気づくと、彼らの周囲は未だ暗いのです。

この作品の演出を手掛けたウィリアム・ケントリッジは、
「ヨハネブルク(Johannesburg)」という町で生まれ育ちました。

3
【南アフリカ最大の都市とも言われるヨハネスブルク。
その町の中心部には近代的な建物が建ち並びます。】

19世紀末に金鉱が発見され、金を求めて際限なく掘り下げられたという。
その結果、こうした鉱山産業の跡として
郊外の地下には今でも大きな空洞が存在しているのだそうです。

ケントリッジは、
このような土地の歴史に重ねて、ヨハネスブルクについてこう表現しています。

「人々は自分たちの足の下に存在するもの、つまり空洞や地下でうごめく何かに対して恐れを抱いていました。
こうした恐れは、1960年代から1970年代にかけてこの国で起こった政治的動乱を象徴するものとなりました。
この目に見えない地下の世界は、この町の社会的な存在を理解する一つの手段なのです。」

(「この世界とともに−ヨハネスブルク物語」、第26回京都賞受賞記念講演録)

私たちは、この舞台上に見えるものに何を感じるでしょう?
そして見えない部分に何を見るでしょうか?
ぜひ、劇場で確かめてみませんか!?
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~『ウィリアム・ケントリッジの謎』DVDを販売!~

本作の上演日5/3(火)と5/4(水)に、物販コーナーにて、
『ウィリアム・ケントリッジの謎』DVDを¥2,000 (税込)
で販売いたします。

木炭素描をコマ撮りにした「動くドローイング」でも知られる
ケントリッジ氏の創作を取材した60分程度のドキュメンタリー映画です。
ぜひお買い求めください!
4

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『ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ』
演出 ウィリアム・ケントリッジ
5月3日(火・祝)13:00/4日(水・祝)14:00
静岡芸術劇場
☆公演の詳細はこちら
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blog 最終更新日:2016年5月8日 11:04 PM

【4/30 演劇祭レポート】お茶摘み体験&オープニングパーティー

演劇祭2日目となる4/30。
八十八夜を前に(今年の八十八夜は5/1です)、静岡の風物詩「お茶摘み」を、舞台芸術公園BOXシアター前のお茶畑で行いました!空は雲一つなく晴れ渡り、絶好のお茶摘み日和♪

例年より多くの方が集まり・・・、皆さん気合十分!!
まずは公園内のお茶畑を管理してくださっている牧野さんから、お茶摘みのコツをレクチャーいただきます。

皆さん、「一芯二葉(いっしんによう)」という言葉、聞いたことがありますか?
お茶の木の枝は、先端に「芯」があり、そこから下へと互い違いに葉がついています。「芯」は、まだ葉が開いていない「芽」の状態の葉。芯と、その下の2枚の葉の部分を「一芯二葉(いっしんによう)」と言って、生まれたてで、とっても柔らかい部分です。まだ若く、紫外線をあまり浴びていないので、渋みのもととなるカテキンが生成されておらず、甘みの強いおいしいお茶になるんです!

この「一芯二葉」を摘み取るわけですが、摘み取る時も、爪でつぶさないよう「折る」と渋みがない美味しいお茶に仕上がるそうです。

さあ、茶ビクを腰に下げ・・・、いざ茶畑へ!!

家族同士、友達同士、話ながらも手は止めません。30分間、必死にお茶を摘み取ります。

そして1回目の計量。

「1回の計量で8㎏が目標」とのことでしたが、8㎏には届きません・・・。30分摘んでも、この程度・・・。がっかりしつつも、次こそは、と気合を入れ直し、再び茶畑へ!

このちょっぴりしか取れない一芯二葉でつくる新茶は、とっても贅沢なお茶なんですね。

途中計量を4回挟み、2時間ほどひたすらお茶を摘み続けました。
摘んだお茶は、後日製茶して参加者の皆様のお手元に郵送いたします。楽しみにしていてください!

お茶摘みの終了と前後して、『It’s Dark Outside おうちにかえろう』の受付がスタート。
本作は、2012年の演劇祭で上演された『アルヴィン・スプートニクの深海探検』で観客を虜にしたティム・ワッツさんの作品。認知症のおじいさんが想像している世界と心のさまよいを、台詞なしに演技や人形、アニメーションを駆使して切なく幻想的に、時にユーモラスに描いています。

見知らぬ男に追われながらの大冒険に旅立つおじいさん。旅のお供には愛用のテント。テントは時におじいさんを乗せて荒野を駆け抜け、時に安心して眠れる場所を提供します。でも、おじいさんはテントの記憶すら無くしてしまい・・・。切なくて、切なくて、涙がこぼれそうになり・・・でも隣の人に涙を見られるのも何となく恥ずかしくて思わずハンカチで目頭を押さえました。

超高齢社会に突入した日本において、認知症は大きな社会問題となっており、ともすれば認知症の方を、経済活動に寄与しないと厄介者扱いする風潮すら感じることも。でも、認知症の方はその方なりの素敵な世界を持っている・・・、本作は「認知症」や「老い」についてもっとポジティブに考えるきっかけになりました。

なお、介護民俗学を提唱し、沼津市にあるデイサービス「すまいるほーむ」の管理者・生活相談員として日々介護の現場で様々なお年寄りと向き合っている六車由美さんの寄稿は必読です!

静岡芸術劇場では、『三代目、りちゃあど』の2日目の公演が行われ、終演後はオープニングパーティーを開催。『三代目、りちゃあど』『It’s Dark Outside おうちにかえろう』の出演者やスタッフ、お客様、シアタークルー、SPACスタッフが出席し、交流を楽しみました。

そしてそして・・・5/3、4に公演を行う『ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ』のカンパニーメンバーが、深夜23時半過ぎ静岡に到着しました!
木炭素描をコマ撮りにした「動くドローイング」と呼ばれるアニメーションで知られる現代アートの巨匠ウィリアム・ケントリッジ。彼の舞台作品としては、このたびの公演が日本初上陸となります。2014年渋谷ヒカリエで上演された『War Horse~戦火の馬~』の等身大の馬のパペットで、大きな話題となったハンドスプリング・パペット・カンパニーの精巧な人形と巧みな人形操作にもご注目ください。こちらの公演、お席にはまだ若干の余裕がございますので、ご予約はお早めに!!

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ふじのくに⇄せかい演劇祭2016
2016年4月29日(金・祝)~5月8日(日)
静岡芸術劇場/舞台芸術公園/駿府城公園

★完売の公演が増えております!気になる公演は1日でも早くご予約を。
最新のチケット販売状況はこちら

★演劇祭の最新情報はこちら

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blog 最終更新日:2016年5月1日 9:33 AM

傷つけ合ったあとに、共に生きる道を見つけること ~『ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ』について~ (横山義志)

SPAC文芸部 横山義志

1990年代、アパルトヘイトの撤廃を目指す黒人たちの運動が全国に拡がり、南アフリカ政府は追い詰められていた。アパルトヘイト政策が施行されたのは1948年だった。この年から半世紀以上にわたって政権を握っていたのは、アフリカ生まれのオランダ系移民の末裔たち(「アフリカーナー」)を主な支持者層とする国民党だった。「アパルトヘイト」とは、このアフリカーナーたちの言語であるアフリカーンス語で、「隔離」を意味している。つまり、白人と黒人を隔離して、別々に生活しよう、というのがこの「人種隔離政策」の趣旨だった。文化も言葉も違うのだから、一緒に暮らしてもうまくいかない。ならば暮らす場所を分けた方が平和に暮らせるのではないか、という発想だ。都市は基本的に白人のためのものになった。そして黒人たちには「バントゥースタン」と呼ばれる不便な土地が与えられた(実際には都市部でも黒人の労働力が必要とされたため、都市近郊に移住させられたりもしたが)。この「バントゥースタン」は形式上は「独立国」となり、名目上の「自治権」が与えられた。そのかわり、南アフリカ共和国の国政からは完全に排除された。黒人には部族語での教育が奨励された。だが、政治も司法も行政もビジネスもアフリカーンス語や英語で行われているので、ほとんどの黒人はそこに関わることはできなかった。

黒人たちが立ち上がったとき、多くの人々が内戦を予感した。軍も警察も白人が握っていたが、白人は人口の15%程度に過ぎない。国民党がアパルトヘイトの撤廃を受け入れたのは、このままでは「海に投げ込まれる」、という恐怖を感じていたからだ。実際、近隣諸国では白人排斥の動きもあった。だが、27年間を牢獄で過ごしたネルソン・マンデラ率いるアフリカ民族会議(ANC)は、黒人のための南アフリカではなく、全ての人種が平等に共存する国を提案した。そして1994年にアパルトヘイトが撤廃され、ANCが政権についたとき、新政権は支持者たちからの少なからぬ反対を押し切って、「真実和解委員会」の設置を決めた。これは、アパルトヘイト体制下で行われた犯罪行為について、この委員会で真実を告白すれば裁判での訴追を免れる、という驚くべき制度だった。当然、親族や友人を殺され、自らも傷つけられた人々には受け入れがたいものだった。だが、この委員会で加害者と被害者が向き合い、過去を見つめなおしたことで、南アフリカ共和国は多数の民族が共存する「虹の国」として生まれ変わった。

これは「劇場型」の解決だった、とも言われる。かつての有力者の証言がテレビやラジオで全国放送され、多くの国民が固唾を呑みながら、そこで何が語られるかを見守っていた。軍や警察や民兵による、あらゆる法手続を無視した拷問や虐殺が、きわめて具体的に語られた。こういった事件に関する証拠の多くは、反アパルトヘイト運動の高まりのなかで、すでに隠滅されていた。裁判をしていたら決して語られなかったようなことが、公衆の面前で語られることになった。今回上演される『ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ』は、この「真実和解委員会」をテーマにしている。主人公のユビュ親父は、アパルトヘイト体制のなかで、多くの犯罪的行為に手を染めていたらしい。逃げ回ったのちに、ついに証言台に立たされるが、なかなか真実を言い出すことはできない。この作品が初演されたのは、まだこの委員会の審議が進行中だった1997年のことだった。

ウィリアム・ケントリッジは南アフリカを代表する演出家の一人でもあるが、日本では2009年に京都などで大規模な個展があったので、むしろヴィジュアルアーティストとして知られている。膨大な数の手書きデッサンを使ったアニメーションが有名だが、この『ユビュ王』でもケントリッジ作のアニメーションが使われている。そして、アフリカ大陸を代表する人形劇団の一つであるハンドスプリング・パペット・カンパニーが、大胆な想像力と繊細な技術によって作られた人形を操作している。悪夢のような出来事が、アニメーションや動物の人形を使って、ユーモラスに語られ、歌いあげられる。

傷ついた人は、自分を傷つけた人を、どうすれば赦すことができるのか。不幸な過去を清算し、共に生きる新たな道を見出すことは可能なのか。南アフリカ人たちが多くの犠牲を払って見出した知恵は、今の日本でも必要とされているものなのかも知れない。

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Ubu  425

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『ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ』
演出 ウィリアム・ケントリッジ
5月3日(火・祝)13:00/4日(水・祝)14:00
静岡芸術劇場
☆公演の詳細はこちら
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blog 最終更新日:2016年5月8日 11:10 PM

【レポート】ついに開幕!ふじのくに⇄せかい演劇祭

「ふじのくに⇄せかい演劇祭2016」がついに開幕いたしました!

お客様をお迎えする準備が整った静岡芸術劇場。

おや、この駅の看板らしきものは・・・、演劇祭プロモーションビデオで使用した、アノ看板です!
静岡芸術劇場のロビーに設置してございますので、皆様観劇の記念に、ぜひこの看板の前で写真を撮ってくださいね♪


※こちらの看板の前で、観劇後のお客様に『三代目、りちゃあど』の感想などひと言コメントをいただきました。コメントしてくださった皆様、ありがとうございました!演劇祭期間中、レポーターが各会場出没しておりますので、ぜひご協力ください。

お馴染みnedocoメンバーによる観光案内所。お客様がどこから来たのか一目でわかるよう、日本地図にシールを貼っていきます。毎年、北海道や九州、果ては沖縄など…日本全国津々浦々からご来場いただいておりますが、今年はどんなところからこの演劇祭に来てくださっているのでしょうか・・・?

こちらもお馴染み、草薙ツアーグループによる呈茶サービス。お茶どころ静岡のおもてなし、といえば、美味しい緑茶ですよね!まさに新茶のシーズン、一煎一煎丁寧に淹れてくださったお茶がお客様に振る舞われました。八重桜や青もみじを大胆にあしらった生け花も目を引きます。

そして・・・多くのお客様が見守る中、開幕式がスタート。
難波副知事とSPAC芸術総監督・宮城聰の挨拶の後、野球の始球式にヒントを得た、恒例の「始演式」が行われました。『イナバとナバホの白兎』出演のSPAC俳優、阿部一徳・本多麻紀・山本実幸が朗読するのは、『三代目、りちゃあど』の元となったシェイクスピアの傑作『リチャード三世』の一節。カフェ・シンデレラに朗々と響く、シェイクスピアの言葉の数々・・・、この後の公演への期待が高まります。

開演前には、SPAC文芸部・大岡淳によるプレトークも開催。『リチャード三世』登場人物たちの相互関係を、ゆる~い手書きの図式を書きながら、説明しました。

さあ、予習はバッチリ。いよいよ開演です!

詳細はここでは触れませんが、この作品は、様々な民族が集まってひとつの国家を形成しているシンガポールという国出身のオン・ケンセンだからこそ成し得るスケールの大きな舞台、と言えるでしょう。伝統と現代、日本とアジア、様々なフィールドで活躍する第一線の俳優たちの個性を最大限引き出し、最も良い形に組み合わせ、けれども無理な統一や統制はしていない・・・。「多様である」ことがケンセンさんにとっては当たり前なんでしょうね。ケンセンさんの人間性の豊かさ、大きさ、相手を認め受け入れる優しさに溢れていました。また、spiritual=霊的なものとritual=儀式的なものを肌で感じる舞台でもありました。
本日30日(土)の公演は、まだお席に若干の余裕がございます。当日券もご用意しておりますので、ぜひあなた自身の目で、お確かめください!

開幕初日は、もう1作品、舞台芸術公園稽古場棟「BOXシアター」にて『It’s Dark Outside おうちにかえろう』が上演されました。残念ながら本作は全公演チケット完売ですが…、この後金沢、愛知でも公演がございますので、まだまだ日本国内で観劇のチャンスがございます!観る者すべてを虜にする魔法のような舞台・・・、だけどちょっぴり切ない・・・、そんな不思議な世界をぜひ体感してください!(本作は明日のレポートでもう少し詳しく紹介いたします)

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ふじのくに⇄せかい演劇祭2016
2016年4月29日(金・祝)~5月8日(日)
静岡芸術劇場/舞台芸術公園/駿府城公園

★完売の公演が増えております!気になる公演は1日でも早くご予約を。
最新のチケット販売状況はこちら
https://festival-shizuoka.jp/2016/information/965/

★演劇祭の最新情報はこちら
https://festival-shizuoka.jp/2016/

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