ふじのくに野外芸術フェスタ2024

白狐伝びゃっこでん

© KATO Takashi

Program Information

ジャンル/都市名 演劇/静岡・SPAC新作
公演日時 5月3日(金・祝)19:00、4日(土・祝)19:00、5日(日・祝)19:00、6日(月・振休)19:00
会場 駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場
上演時間 100分以内予定
上演言語/字幕 上演言語=日本語/字幕(タブレット)=英語・中国語・韓国語・日本語
座席 全席指定
演出・台本 宮城 聰
岡倉天心(『THE WHITE FOX』)
音楽 棚川寛子
製作 SPAC-静岡県舞台芸術センター

Movie
Coming soon!

作品について

駿府城に現れる狐火──岡倉天心の幻のオペラ台本が今蘇る!

日本そしてアジアの美を世界に知らしめた智の巨人、岡倉天心。近代化・西欧化一辺倒の明治末期、日本にも欧米にも絶望していた天心の遺した物語がいま、宮城聰とSPACに手渡される。日本で歌舞伎に親しみ、アメリカでオペラに親しんだ天心が、今後の世界への灯火(ともしび)とすべく死を前に英語で書き残したオペラ台本『THE WHITE FOX』。宮城聰が新たに台本化し、SPACが長年磨き上げてきた「二人一役」の手法と俳優による生演奏、音楽性あふれるセリフ術、その唯一無二の劇的空間の中で、天心の最後の夢が形を現す。あたかも一夜、駿府城に現れる狐火のように…

千年以上語り継がれてきた愛の物語が、自然と人間の関係を静かに問う。

超自然的な力を持つ白狐コルハと人間が織りなす愛の物語。『白狐伝』の元となる「葛の葉伝説」は「信太妻(しのだづま)」として歌舞伎や文楽をはじめ様々な文学芸能でも親しまれ、長く語り継がれてきた。自然は人間が支配し収奪する対象ではなく、人間は自然の一部にすぎない。かつてたしかにあった人間の謙虚さに、もういちど気づいてほしいと願う、天心のかすかな希望。『白狐伝』で奏でようとしたその強い想いは、自然破壊が進む現代においてより重みを増している。宮城聰の最新作は、現代世界における演劇の最大テーマの一つである「環境」を扱った作品となる。

あらすじ

狐のコルハは殺されそうなったところを人間の男ヤスナに救われる。ヤスナの恋人クズノハが悪者にさらわれ、同情したコルハはクズノハに姿を変えてヤスナの前に現れ、二人は幸せに暮らす。数年が経ち、クズノハが無事でいることを知ったコルハは

演出家プロフィール

© KATO Takashi

宮城 聰 MIYAGI Satoshi
演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ館長。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、1990年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出で国内外から高い評価を得る。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、またアウトリーチにも力を注ぎ「世界を見る窓」としての劇場運営をおこなっている。2017年『アンティゴネ』をフランス・アヴィニョン演劇祭のオープニング作品として法王庁中庭で上演、アジアの演劇がオープニングに選ばれたのは同演劇祭史上初めてのことであり、その作品世界は大きな反響を呼んだ。他の代表作に『王女メデイア』『マハーバーラタ』『ペール・ギュント』など。近年はオペラの演出も手がけ、2022年6月フランス・エクサンプロヴァンス音楽祭にて『イドメネオ』、同年12月にはドイツ・ベルリン国立歌劇場における初の日本人演出家として『ポントの王ミトリダーテ』を演出。2004年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。18年平成29年度第68回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。19年4月フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。2023年第50回国際交流基金賞、ルネサンス・フランセーズ栄誉賞フランス文化普及賞を受賞。

作家プロフィール

岡倉天心 OKAKURA Tenshin
明治期の美術行政家、思想家。1877年に新設された東京大学へ進み、教師として招かれていたアーネスト・フェノロサと出会う。卒業後は文部省に勤務。東京美術学校(現・東京芸術大学)の設立にたずさわる一方で、フェノロサらとともに古美術調査を行う。20代にして美術学校校長に就任するが、1898年に校長排斥運動により辞職、同年横山大観らと日本美術院を創設した。1901年インド旅行中に英文で執筆された『東洋の理想』がイギリスで出版される。ボストン美術館の仕事にも携わり、同館東洋部長に就任。1906年にはニューヨークで『茶の本』を出版。1913(大正2)年没。享年51歳。

出演者/スタッフ

演出・台本:宮城聰
作:岡倉天心(『THE WHITE FOX』)
音楽:棚川寛子

出演:美加理、葉山陽代に代わり 宮城聰、池田真紀子、内山怜菜、大内米治、大高浩一、加藤幸夫、河村若菜、貴島豪、榊原有美、桜内結う、鈴木真理子、舘野百代、寺内亜矢子、藤見花、布施安寿香、本多麻紀、森山冬子、吉植荘一郎、若菜大輔、渡辺敬彦

美術デザイン:深沢襟
照明デザイン:花輪有紀
音響デザイン:澤田百希乃
衣裳デザイン:清千草
ヘアメイクデザイン:梶田キョウコ

演出補:中野真希
舞台監督:小川哲郎
演出部:杉山悠里
照明:吉嗣敬介、水野ヒカル
音響:大朏実莉、牧嶋康司(エス・シー・アライアンス)、望月愛美(エス・シー・アライアンス)
人形デザイン:吉田裕梨
美術担当:佐藤洋輔、森正吏
ワードローブ:清千草、牧野紗歩、池田佑菜、石川光輝

技術監督:村松厚志
演出助手・字幕:大石多佳子
制作:大石多佳子、佐藤飛子

*出演者の変更につきましてはこちらをご覧ください。

プレトーク/プレパフォーマンス

・プレトーク:18:15より特設会場前にて、作品を面白く観劇できるポイントをSPAC文芸部大岡淳がご紹介します。(約10分/参加無料/予約不要)
・プレパフォーマンス:18:30より特設会場前にて、県立清水南高等学校芸術科演劇専攻によるプレパフォーマンス「ミニびゃっこでん」がございます。(約5分/参加無料/予約不要)

字幕サービス

本公演では、 英語・中国語・韓国語のポータブル字幕機貸出サービスがございます。字幕をご希望の方は公演当日に受付窓口までお越しください。

注意事項

※未就学児との観劇をご希望される場合はお問い合わせください。
※雨天でも上演いたします。客席では傘をご利用いただけませんので、雨ガッパなどをお持ちください。
※夕方以降は冷え込みますので、防寒着をご用意ください。
※5月5日(日)の公演は託児サービスがございます。4月28日(日)までに要予約。詳しくはチケットページをご確認ください。

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