| ジャンル | 演劇 |
|---|---|
| 公演日時 | 4月25日(土)、26日(日)各日13:00開演 |
| 会場 | 静岡芸術劇場 |
| 上演時間 | 90分(休憩なし) |
| 上演言語/字幕 | 英語、マレー語、日本語、中国語上演/日本語・英語字幕 |
| 座席 | 全席指定 |
| 台本 | アルフィアン・サアット |
| 演出 | モハマド・ファレド・ジャイナル |
| 製作 | テアター・エカマトラ |
Movie
Coming soon!
戦時中の日本で制作されたプロパガンダ映画『マライの虎』。日本人を解放者、マレー人を救われる側、イギリス人や中国人を敵役として単純化した構図で描かれた映画を、シンガポールと日本の俳優たちが舞台上でのリメイクを試みるそのプロセスを追う、鋭くもコミカルな演劇作品。国籍や言語、立場の違いに戸惑い、ぶつかり合いながらも、どこか可笑しく、互いを理解しようと試みる。単なる歴史の再現ではなく、多様な視点が交錯する「演じ直すプロセス」そのものが作品の中心となり、歴史解釈や政治、表象のあり方について多層的な問題を浮かび上がらせる。
シンガポールの劇作家・アルフィアン・サアットは、歴史や政治、アイデンティティといった扱うことの難しいテーマを、鋭い知性と軽やかな笑いで包み込み、観客に手渡すことを得意としている。テアター・エカマトラ創設30周年を記念して書き下ろされた本作においても、その豊かな言語感覚と批評的な視点は存分に発揮されている。マレー系の俳優は自分の役を演じ、中華系の俳優は「そんなに悪くない悪役」を引き受け、日本人の俳優たちは「英雄でいるべきか?加害者なのか?それとも被害者?」と迷子になる。演劇ならではの躍動感のなかで、観客はまず笑いに引き込まれ、やがて思考を揺さぶられ、ふと立ち止まることになるだろう。
アルフィアン・サアット Alfian Sa’at
劇団ワイルド・ライスの座付き作家。詩、短編小説、戯曲など幅広い分野を執筆し、主な著作に『荒ぶる時(One Fierce Hour)』『記憶喪失の歴史(A History of Amnesia)』『クーリング・オフ・デイ(Cooling Off Day)』『マレー素描集(Malay Sketches)』などがある。ゴールデン・ポイント詩賞(2001年)、国立芸術評議会若手芸術家賞を受賞。シンガポール文学賞に複数回ノミネートされている。また、ライフ演劇賞では『ランドマークス』(2004年)、『ナディラ』(2010年)、『ホテル』(2016年)などの作品で最優秀オリジナル脚本賞を4度受賞している。
モハマド・ファレド・ジャイナル Mohd Fared Jainal
ビジュアルアーツと舞台芸術の両方を探究する領域横断的な作品に取り組む。オープン大学/ラサール芸術大学にて芸術学修士(デザイン)を取得。演出家、パフォーマー、ビジュアルアーティスト、舞台美術家として、シンガポールの様々なアート団体と幅広くコラボレーションする。ストレーツ・タイムズ・ライフ!シアター賞、BOHキャメロニアン芸術賞など、数々の受賞歴を持つ。ビジュアルアート・コレクティ「ネオン・タイツ(Neon Tights)」の創設メンバーであり、2013年から2023年までテアター・エカマトラの芸術監督を務めた。また、マレー遺産センター(MHC)のコンサルタント業務に携わるほか、スクール・オブ・ザ・アーツ・シンガポール(SOTA)で教えている。ゴー・チョクトン青年功労賞受賞者。
台本:アルフィアン・サアット
演出:モハマド・ファレド・ジャイナル
出演:シティ・カリジャ・ザイナル、ガフィル・アクバル、北川麗、杉山賢、ダレン・クォ
音響デザイン:ジェームズ・ライ
照明デザイン:エイドリアン・タン
舞台美術:アクバル・シャディク
ビジュアルメディアデザイナー:エリック・リー
制作:カイリナ・カリド、アナイス・アジャーニ、ディーナ・サキナ、ミサラ・アルジャル
プロデューサー:シャーザ・イシャック
製作:テアター・エカマトラ
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共催:国際交流基金

準備中
各日開演25分前よりプレトークがございます。
*未就学児とのご観劇をご希望の方は、お問い合わせください。