『イナバとナバホの白兎』『It’s Dark Outside おうちにかえろう』の寄稿を、各演目ページにアップしました!
『イナバとナバホの白兎』寄稿はこちら
『It’s Dark Outside おうちにかえろう』寄稿はこちら
静岡県立大学でも講師を務めるイグナシオ・キロス先生による『イナバとナバホの白兎』寄稿は、本作を形作る物語のひとつ、『古事記』の「いなばの白うさぎ」に焦点を当てたもの。この神話が『日本書紀』や『風土記』にはみられないこと、身分の上下関係の言葉が細かく使い分けられている『古事記』において、この神話のみ敬語の使い方に違和感のあるシーンが含まれること、などなど・・・。観劇前の予習にピッタリの興味深い内容となっています。
そして、『It’s Dark Outside おうちにかえろう』の寄稿は、「介護民俗学」を提唱し、沼津市内のデイサービス「すまいるほーむ」の管理者・生活相談員として活動されている六車由美さんが執筆くださいました。大学で民俗学を研究していた六車さん。民俗学の「聞き書き」の方法を取り入れ、「介護する人」と「される人」ではなく、人生の先輩として高齢者と向かい合う…、そんなご自身の経験が凝縮した心温まる文章です。 ぜひ、ご一読ください。