開催20年目を迎える「ふじのくに⇄せかい演劇祭」。今年も世界の演劇シーンをリードする演出家や演劇人が一堂に会し、日本初演となる作品や新作が多数並びます。
中でも注目は、宮城聰の新作野外劇『マダム・ボルジア』です。ルネサンス期のイタリアに実在し、『レ・ミゼラブル』で知られるヴィクトル・ユゴーが描いた稀代の悪女、ルクレツィア・ボルジア。宮城は大胆にも物語の設定を戦国時代後期の日本に置き換え、祝祭音楽が彩る痛快歴史スペクタクルとして立ち上げます。
(★『マダム・ボルジア』作品紹介ページはこちら)
公演に先立ち、この度「イタリア・知識のサロン」主催の公開講座において、静岡県立大学名誉教授・立田洋司氏とともに、宮城が本作について講演いたします。合わせて演劇祭全体のラインナップや見どころをご紹介いたしますので、ぜひご参加ください。
▲『マダム・ボルジア』イメージビジュアル(ⓒ加藤孝)
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<第26回 イタリア・知識のサロン公開講座>
魅惑のSPAC新作野外劇『マダム・ボルジア』を楽しむための先行解説と文化講演
日 時 : 平成31年3月9日(土) 18:15〜20:15
会 場 : もくせい会館 富士ホール (静岡市葵区鷹匠3-6-1)
参加費 : 一般1,500円、イタリア・知識のサロン会員1,200円、大学生以下500円(定員:80名・要予約)
第1部 新たな野外劇『マダム・ボルジア』作品紹介 : 宮城聰[SPAC芸術総監督]
第2部 ルネサンス期イタリアに実在したボルジア家の光と闇 : 立田洋司氏[静岡県立大学名誉教授]
※第1部の講演に先立ち、「ふじのくに⇄せかい演劇祭」の上演ラインナップや見どころの紹介、SPAC俳優・阿部一徳による『マダム・ボルジア』の一節の朗読を行います。
◆お問い合わせ ・ お申し込み
イタリア・知識のサロン事務局(小長谷)
電話:080-3286-9472 mail:tempietto2063@gmail.com