カリギュラ

Program Information

ジャンル/都市名 演劇/ソフィア
公演日時 4/29(金・祝)14:00、30(土)14:30
会場 静岡芸術劇場
上演時間 105分(途中休憩なし)
上演言語/字幕 ブルガリア語/日本語字幕
座席 全席指定
演出 ディアナ・ドブレヴァ
製作 ブルガリア イヴァン・ヴァゾフ国立劇場

作品について

狂気の皇帝カリギュラを描いたカミュの傑作をたずさえ、
東西文化入り混じるブルガリアから、イヴァン・ヴァゾフ国立劇場が初来日!

東ヨーロッパのバルカン半島東部に位置するブルガリア共和国は、ルーマニア、ギリシャやトルコなどと隣接し、古来、アジアとヨーロッパを結ぶ交通の要地であった。その首都ソフィアに1906年に建てられ、「ブルガリア文学の祖」と目される詩人の名が付けられたイヴァン・ヴァゾフ国立劇場は、東西文化が融合しエキゾチックな情緒ただよう街のシンボルとして、威厳を放ち幅広い演劇作品を上演している。このたび、満を持して初来日を果たすのは、同劇場に所属する劇団のレパートリー作品である、アルベール・カミュの傑作『カリギュラ』。ブルガリアを代表する演出家ディアナ・ドブレヴァが手がけ、孤独な皇帝カリギュラの「死」という絶対的不条理への葛藤を描いた、重厚で荘厳な舞台が静岡芸術劇場に登場する。

『カリギュラ』貨物輸送遅延による舞台美術・衣裳の変更のお知らせ(2022/4/24)
上海での新型コロナ感染拡大にともなうロックダウンの影響により、ブルガリアからの国際海上輸送に大幅な遅延が生じたため、『カリギュラ』公演は舞台美術、衣裳を変更しての上演となります。お客様にお詫び申し上げますとともに、作品の質を損なわないよう最大限努力して上演いたしますので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

お問い合わせ:SPACチケットセンター
TEL.054-202-3399 (10:00~18:00)

あらすじ

最愛の妹を失い、宮殿から姿を消したローマの皇帝カリギュラ。3日後に戻ってきたが、それまで非の打ちどころが無かった皇帝は豹変し、貴族平民かかわらず残虐非道のかぎりを尽くす。誰もが暴君と化した皇帝を恐れるなか、情婦セゾニアは愛するカリギュラの葛藤を受け入れようと寄り添い、忠臣エリコンは皇帝に従い続けるが、やがて貴族たちの怒りと恐怖はカリギュラ殺害へと向かう。カリギュラは自らの命の危険を知りながらも止まることなく、破滅の道へと進んでいく。

演出家プロフィール

©︎ Krasena Angelova

ディアナ・ドブレヴァ Diana Dobreva
ブルガリア・ソフィア出身。ブルガリア国立演劇映画芸術アカデミーにて演劇・映画のための演技と演劇演出の修士号を取得、仏・ソルボンヌ大学にて美術史を学ぶ。2006年に初演出となる『メディア』を上演し、演出家としてのキャリアをスタート。この作品で、ブルガリア国内の数々の賞を受賞したほか、仏・アヴィニョン演劇祭で批評家とプレスが選ぶ最優秀舞台作品に贈られるクー・ド・クール賞を受賞した。以降、国際的に演劇作品を発表し、ブルガリア国内外において数々の最優秀演出家賞を受賞している。2017年よりイヴァン・ヴァゾフ国立劇場の主任演出家を務め、ブルガリアを代表する演出家の一人として活躍している。

出演者/スタッフ

作:アルベール・カミュ
演出:ディアナ・ドブレヴァ
ブルガリア語翻訳・翻案:ディアナ・ドブレヴァ、アレクサンドル・セクロフ
舞台美術・衣裳:ニナ・パショヴァ
音楽:ペトヤ・ディマノヴァ
演奏:ヤヴォル・カラギトレフ
振付:ディアナ・ドブレヴァ、アンゲリナ・ガヴリロヴァ
照明デザイン:ラリョ・ヒリストフ

出演:デヤン・ドンコフ、ヴラディミル・ペネフ、ジョレタ・ニコロヴァ、アレクサンドラ・ヴァシレヴァ、コンスタンティン・エレンコフ、ビリャナ・ペトリンスカ、ヴィャラ・タバコヴァ、ザフィル・ラジャブ、ステファン・カシエフ、エレナ・ペトロヴァ、ツヴェタン・ペイチェフ、ヤヴォル・ヴァルカノフ、ディミタル・ディミトロフ、スラヴェナ・ザイコヴァ、エリツァ・ヨヴチェヴァ、ジャクリン・ダスカロヴァ、ステリャン・ラデフ、ディミタル・ニコロフ、ネンチョ・コストフ、ゲルガナ・ズミーチャロヴァ、ヤヴォル・カラギトレフ

演出助手:ジフカ・バデヴァ
舞台装置:ドラゴミル・テルジエフ、マリン・ケチジエフ
小道具:フバヴェナ・トドロヴァ
照明:マシモ=サヴァ・キシオフ
音響:ボリス・ネノフ、ユリアン・ストイチコフ
衣裳:テオドラ・キリロヴァ
メイク:ビリャナ・サヴェヴァ
映像:ニコライ・ヴァシレフ
制作:ロラ・チェナコヴァ
ゼネラル・マネージャー:マリウス・ドンキン

<スタッフ>
舞台監督:秡川幸雄
舞台:降矢一美、葉佳欣
照明:樋口正幸、竹澤朗
音響:牧大介、林哲也、大朏実莉
ワードローブ:佐藤里瀬

通訳:ポポフ・ヤンコ
字幕操作:守山真利恵
字幕製作:計見葵(岩切正一郎訳による)
字幕協力:ポポフ・ヤンコ
字幕監修:園田祥子
制作:計見葵、北堀瑠香
シアタークルー(ボランティア):藤田泰史

技術監督:村松厚志
照明統括:樋口正幸
音響統括:澤田百希乃

助成:文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業

後援:駐日ブルガリア共和国大使館 Bulgaria national emblem

プレトーク

劇場2階カフェ・シンデレラにて、舞台をよりおもしろく観劇できるポイントをご紹介します。
(各日開演25分前より、参加無料/予約不要)

劇場2F「カフェ・シンデレラ」 特別メニュー

~ KINZABURO「茶っふる」 & 志田島園の新茶 〜
新緑の静岡へようこそ!静岡芸術劇場2Fの「カフェ・シンデレラ」では、演劇祭でも地元静岡のお菓子とお飲み物で皆さまをお迎えします。

GWの静岡は、新茶シーズン真っ只中!今回は、地名もズバリ「茶町(ちゃまち)」にあるKINZABUROさんの人気スイーツ「茶っふる」をご用意 ♪
ふわふわのワッフルに包まれたクリームには、静岡の茶どころ「天竜」「川根」のお茶が使われています。他にも「安倍川」「ほうじ」「イチゴ」の5種類からお選びいただけます(数量限定・お早めに)。
合わせるのは、SPACの呈茶ではおなじみの日本茶インストラクター・大川さんの一押し、オクシズ玉川地区・志田島園さんの新茶です。今年一番!生仕立て、玉川早生の爽やかな香りと味をお楽しみください。新茶は販売もございます。ぜひお土産にもどうぞ。

カフェでは開演25分前より、プレトークもお聞きいただけます。
ご観劇前後のひとときを、ぜひカフェシンデレラでお過ごしください。

そのほか
[ドリンク]
・コーヒー(ホット/アイス)
・紅茶(ホット/アイス)
・ハーブティー各種(ホットのみ)
・100%ジュース(りんご・ぶどう)
・ビール
・グラスワイン(赤・白)
★SPACの会 個人会員/ゆうゆう個人会員は会員証を提示していただくと、コーヒーまたは紅茶(ホット限定)を1杯サービスいたします。

[フード]
・焼き菓子(とらや)各種

注意事項

◎一部刺激の強い表現があります(16歳以上推奨)。
※本作品の客席最前列はK列です(座席表)。客席最前列と舞台上で発声する俳優との距離は3m以上確保しております。
※出演者は、新型コロナウイルス感染症のPCR検査もしくは抗原検査の陰性結果を得たうえで出演いたします。
※未就学児との入場はご遠慮ください。
 4/29の公演は託児サービスがございます。4/22までに要予約。詳しくはチケットページをご確認ください。

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