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ジャンル/都市名 | 演劇/静岡 |
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公演日時 | 4/29(金・祝)18:00、30(土)18:00 |
会場 | 舞台芸術公園 野外劇場「有度」 |
上演時間 | 100分 |
上演言語/字幕 | 日本語上演/英語字幕 |
座席 | 全席自由 |
演出 | 宮城聰 |
製作 | SPAC-静岡県舞台芸術センター |
1960年代以降、アングラ・小劇場演劇をリードしてきた劇作家・演出家の唐十郎。その戯曲には、猥雑さをない交ぜにした時代のエネルギーが凝縮され、詩的・音楽的なセリフ群は輝きを放ち続けるー。『ふたりの女』は、『源氏物語』の光源氏と妻・葵上、生霊となった六条御息所の三角関係に、狂気と正気の境界を描くチェーホフの『六号室』を巧みに織り込んだ傑作。唐戯曲を敬愛してやまない宮城聰が、極小空間での伝説的初演を深くリスペクトしつつ、自身の演出術を縦横無尽に駆使し、これを日本平の森へと解き放つ!2009年の初演から13年、毎公演大入り満員のSPAC野外劇、4度目の上演!!
◎会場「舞台芸術公園」へは、無料のチャーターバスをご利用いただけます。詳しくはアクセスページをご確認ください。
伊豆の砂浜に面したとある病院。そこで働くイケメン医師・光一は、六条と名乗る美人患者に声をかけられ、うっかり彼女のアパートの鍵を受け取ってしまう。その後、富士スピードウェイで光一と妊娠中の妻・アオイがレースを観戦していると、アオイが席を外したすきに、退院した六条が姿を現し…。
宮城 聰 MIYAGI Satoshi
1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出で国内外から高い評価を得る。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、またアウトリーチにも力を注ぎ「世界を見る窓」としての劇場運営をおこなっている。17年『アンティゴネ』をフランス・アヴィニョン演劇祭のオープニング作品として法王庁中庭で上演、アジアの演劇がオープニングに選ばれたのは同演劇祭史上初めてのことであり、その作品世界は大きな反響を呼んだ。他の代表作に『王女メデイア』『マハーバーラタ』『ペール・ギュント』など。2004年第3回朝日舞台芸術賞受賞。2005年第2回アサヒビール芸術賞受賞。2018年平成29年度第68回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。19年4月フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
唐十郎 KARA Juro
1940年東京生まれ。明治大学文学部演劇学科卒業。63年「劇団状況劇場」を旗揚げ。実験精神と独自性に富む街頭での野外劇を試みるなど、小劇場運動の先陣を切った。67年新宿花園神社に初めて紅テントを建て『腰巻お仙』を上演。以後テント公演を中心に活動、海外公演も行う。70年『少女仮面』で岸田國士戯曲賞、82年『佐川君からの手紙』で芥川賞など受賞歴多数。88年「劇団唐組」を結成。劇団を率い、現在までほぼ年2回のペースで新作上演を続けている。また、ドラマ、CM出演等、俳優としての活躍は演劇、映画にとどまらず、2021年には文化功労者として顕彰された。
演出:宮城聰
作:唐十郎
出演:SPAC/たきいみき、奥野晃士、春日井一平、木内琴子、杉山賢、鈴木真理子、武石守正、永井健二、布施安寿香、三島景太、若宮羊市
<スタッフ>
装置デザイン:村松厚志
照明デザイン:樋口正幸
音響デザイン:金光浩昭(㈱三光)
衣裳デザイン:畑ジェニファー友紀
ヘアメイクデザイン:梶田キョウコ
舞台監督:渡部景介
演出部:山﨑馨、森部璃音
照明:小早川洋也、盛田穂乃歌
音響:和田匡史、竹島知里、大野紘
美術担当:佐藤洋輔
ワードローブ:清千草、牧野紗歩
ヘアメイク:高橋慶光
英語字幕翻訳:エグリントン・みか、アンドリュー・エグリントン
演出補:中野真希
英語字幕操作:Ash
制作:内田稔子、鈴木達⺒
技術監督:村松厚志
照明統括:樋口正幸
音響統括:澤田百希乃
製作:SPAC-静岡舞台芸術センター
助成:文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業
野外劇場前広場にて、舞台をよりおもしろく観劇できるポイントをご紹介します。
(各日開演25分前より、参加無料/予約不要)
◎未就学児との入場はご遠慮ください。
◎背もたれのない客席になります。
◎雨天でも上演いたします。客席では傘をご利用いただけませんので、雨ガッパなどをお持ちください。夕方以降は冷え込みますので、防寒着をご用意ください。