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【レポート】ついに開幕!ふじのくに⇄せかい演劇祭

「ふじのくに⇄せかい演劇祭2016」がついに開幕いたしました!

お客様をお迎えする準備が整った静岡芸術劇場。

おや、この駅の看板らしきものは・・・、演劇祭プロモーションビデオで使用した、アノ看板です!
静岡芸術劇場のロビーに設置してございますので、皆様観劇の記念に、ぜひこの看板の前で写真を撮ってくださいね♪


※こちらの看板の前で、観劇後のお客様に『三代目、りちゃあど』の感想などひと言コメントをいただきました。コメントしてくださった皆様、ありがとうございました!演劇祭期間中、レポーターが各会場出没しておりますので、ぜひご協力ください。

お馴染みnedocoメンバーによる観光案内所。お客様がどこから来たのか一目でわかるよう、日本地図にシールを貼っていきます。毎年、北海道や九州、果ては沖縄など…日本全国津々浦々からご来場いただいておりますが、今年はどんなところからこの演劇祭に来てくださっているのでしょうか・・・?

こちらもお馴染み、草薙ツアーグループによる呈茶サービス。お茶どころ静岡のおもてなし、といえば、美味しい緑茶ですよね!まさに新茶のシーズン、一煎一煎丁寧に淹れてくださったお茶がお客様に振る舞われました。八重桜や青もみじを大胆にあしらった生け花も目を引きます。

そして・・・多くのお客様が見守る中、開幕式がスタート。
難波副知事とSPAC芸術総監督・宮城聰の挨拶の後、野球の始球式にヒントを得た、恒例の「始演式」が行われました。『イナバとナバホの白兎』出演のSPAC俳優、阿部一徳・本多麻紀・山本実幸が朗読するのは、『三代目、りちゃあど』の元となったシェイクスピアの傑作『リチャード三世』の一節。カフェ・シンデレラに朗々と響く、シェイクスピアの言葉の数々・・・、この後の公演への期待が高まります。

開演前には、SPAC文芸部・大岡淳によるプレトークも開催。『リチャード三世』登場人物たちの相互関係を、ゆる~い手書きの図式を書きながら、説明しました。

さあ、予習はバッチリ。いよいよ開演です!

詳細はここでは触れませんが、この作品は、様々な民族が集まってひとつの国家を形成しているシンガポールという国出身のオン・ケンセンだからこそ成し得るスケールの大きな舞台、と言えるでしょう。伝統と現代、日本とアジア、様々なフィールドで活躍する第一線の俳優たちの個性を最大限引き出し、最も良い形に組み合わせ、けれども無理な統一や統制はしていない・・・。「多様である」ことがケンセンさんにとっては当たり前なんでしょうね。ケンセンさんの人間性の豊かさ、大きさ、相手を認め受け入れる優しさに溢れていました。また、spiritual=霊的なものとritual=儀式的なものを肌で感じる舞台でもありました。
本日30日(土)の公演は、まだお席に若干の余裕がございます。当日券もご用意しておりますので、ぜひあなた自身の目で、お確かめください!

開幕初日は、もう1作品、舞台芸術公園稽古場棟「BOXシアター」にて『It’s Dark Outside おうちにかえろう』が上演されました。残念ながら本作は全公演チケット完売ですが…、この後金沢、愛知でも公演がございますので、まだまだ日本国内で観劇のチャンスがございます!観る者すべてを虜にする魔法のような舞台・・・、だけどちょっぴり切ない・・・、そんな不思議な世界をぜひ体感してください!(本作は明日のレポートでもう少し詳しく紹介いたします)

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ふじのくに⇄せかい演劇祭2016
2016年4月29日(金・祝)~5月8日(日)
静岡芸術劇場/舞台芸術公園/駿府城公園

★完売の公演が増えております!気になる公演は1日でも早くご予約を。
最新のチケット販売状況はこちら
https://festival-shizuoka.jp/2016/information/965/

★演劇祭の最新情報はこちら
https://festival-shizuoka.jp/2016/

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