こんにちは。『寿歌』キャラクター紹介ブログ・第二回目では、たきいみき演じる、一座の看板娘・キョウコをご紹介します。幼げで人懐っこい少女・キョウコは旅のムードメーカーで、終末の気配が漂う中でひときわ明るく華やかに輝き、みなを照らすような存在です。
まだまだ遊び盛りの年頃で、日課は宝物探し!?荒野の中でも「なんか落ちとらへんかなー」とふらっと出かけていきます。ラジオを聴くための電池を探しにいったり、人形を拾って戻ってきたり、好奇心いっぱいです。
▲ キョウコの遊び(宇宙交信ごっこ)に付き合うゲサク
明るく元気に振る舞うキョウコですが、生い立ちは少々複雑。巡業先で座長が女に手をつけて産ませた子だそうで、今はゲサクが親の代わりとなり、旅を続けているようです。
そんなキョウコですが、お客の前では立派にゲサクの相方を務めます。持ち芸は「乞食踊り」!チラリズムの踊りを披露し、食料となる干し芋をもらい、小銭をしっかり稼ぎます。
▲キョウコの「乞食踊り」
カンカン鐘を鳴らし、トントコ太鼓を叩けば、どこからともなくお客が顔を出し寄ってきます。ゲサクの「ヨイヤノサッサ!」の掛け声とデタラメな歌に合わせて、ええかげんな踊りを劇中でも披露してくれます。
最後にたきいみきから一言。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大好きな野外劇場。
大きな、大きな、野外劇場。
室内版では、命の気配がしない世界でしたが、
野外版では、有度の森に囲まれて、どんな風にかわるのか、
私も想像がつきません。
想像がつきませんから、観るしかありません。
野外劇場「有度」にて、お待ちしてます☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
▲野外劇場「有度」
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愛知県芸術劇場・SPAC共同企画
『寿歌(ほぎうた)』
演出:宮城聰、作:北村想
美術:カミイケタクヤ、照明:木藤歩
出演:SPAC/奥野晃士、春日井一平、たきいみき
【静岡公演】
日時:2018年4月28日(土)、30日(月・祝)各日18:15開演
会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」
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